「類は友を呼ぶ」ってどう思います?
そりゃありますよね。
僕も自然と気の合う人と付き合ってます^^
ある程度の歳を重ねてくると、
何か収入と言うか年収みたいなものが、
自分のステータスのような雰囲気ってないですか?
お金の余裕があるかどうか。
もし無職で収入がなかったら胸張って友達のところに会いに行けないと言うか。
ある程度の余裕があれば良いんでしょうけど、
極端に給与少ないとか仕事に不満があるとかだと、
何か会いにくい状況ってありません?
そういう心理っていうんですかね。
僕にはあったんです。
収入が増えたことで、
あきらかに心に余裕ができました。
ちょっと前には想像できなかったことです。
本来親しい人達なので、
人付き合いって言うには堅苦しいと言うか申し訳ないけど、
まあ、人に会うのが楽になりました。
意外に親戚づきあいとかこの感情がありませんか?
僕には仲の良い親戚が多いのですが、
ちっちゃな頃よく遊んでいたいとこ達です。
夏休みなんかはずっとおばあちゃんの家へ泊まりに行って、
朝から晩まで泥だらけになって遊んだものです。
朝から晩まで遊んで、イタズラいたり喧嘩もしたり。
皆でご飯を食べ、昼寝をして、お風呂に入って、蚊帳の中で夜を過ごしました。
皆社会人となり、数年立つうちに結婚をするいとこも当然でてきました。
結婚式に呼ばれます。
若かったので、精神的なものもありますが、
独身で実家暮らしの時にはお金のことは特に気にせず、
親に言われるがままに2万くらい包んだような記憶があります。
式も嬉しくもあり楽しくもありです。
そして数年するとまたもう1人と結婚の話が始まります。
また前と同じく、いとこが結婚する姿を嬉しく見守りました。
そしてまた数年。
次のいとこが結婚することになりましす。
いとこは当時東京に住んでいたので結婚式も東京。
福岡の田舎もんは東京に行けるということだけでもテンションが上がりっぱなしです。
その日は東京に泊まりなので、
夜は親戚数人で東京散策です。
東京タワーに行ったりしました。
その後は若いいとこだけで集まりなおし、
ご飯を食べにホテルの外へ出て行きます。
ホテル周辺はでっかいビルばっかりでオフィス街っぽい感じ。
あまり飲食店がなさそうです。
そして焼き鳥屋を見つけました。
「銀座」
そんな名前だったろうと思います。
なんとなく高そうな……。
いとこがドアを開けて「いくら位になります?」
「1本200円からになります~」
……
福岡では考えられない金額にビビッて外に出ました。
東京恐るべしでした(汗)
福岡とは物価がかなり違うんだなと確信しました。
それでもたぶんそんなに高いほうじゃないんだと思います。
あきらめずに歩き回って探します。
そうすると庶民的な雰囲気の入りやすそうな焼肉屋を見つけたので入りました。
久しぶりに再会したいとこが集まればおのずと昔話で大盛り上がり。
そして程よく食事会も終わりとなる頃、
1人のいとこが言います。
「ここのお金は俺らで払おっか。」
僕は平然を装いましたが、内心「えっ」と思います。
年齢から言っても一番上の僕らが払っても全然おかしくない状況。
それは普通であれば喜んでそうするべき場面であるとも思いました。
んが、僕は心の中では「え~、マジか。金が無い。」
そう思ってしまったのです。
もう分かりますね?
そうです。
その当時の僕はちょっとしたお金を出すことすらできないほど、
収入がなかったのです。
マジで。
いとこの中でも最低だと分かっていました。
2つ下の妹の年収の半分くらいでした。
その場は他のいとこも割り勘でいこうと言ってくれて、
その場を何とかしのぎました(汗)
独り身の実家暮らしでお金が無いわけではなかったのですが、
情けないかな、
ホッとしてしまいました。
その頃の私はどこか胸を張っていられない、
そんな雰囲気が自然と出てしまっていました。
自分でもこのままではいけない。
そう思っていても、色々ともがいてもいるんだけど結果が出ない。
完全に負け組みの仲間入りをしていました。
その当時の記憶です。
一度そのレールに乗っかってしまった僕は、
なかなか軌道修正はできません。
自分のスキルを上げて這い上がっていくのはすごく大変でした。
不透明な将来に対して信じるものは自分だと言う状態。
不安で精神が崩壊しそうなときも何回もなりました。
やはりお金が多少でも余裕があるって事は、
精神衛生上不可欠であると思います。
だから、
やろう。
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