大学生の頃、
アルバイトをキッカケに仲良くなった友達の影響で
バイクに乗るようになりました。
やはり友達の影響で、
最初はアメリカンタイプの「ドラッグスター」という400CCのバイクを購入しました。
初めての大きな買い物にワクワクドキドキ。
自分でローン組むのも初めてでワクワクドキドキ。
家からちょっと遠目のお店で買ったので、
バイクを取りに行って、
そして帰り道にガス欠しました(笑)
そのままバイト先に乗って行って、
友人に見せました。
たまたまその日はアルバイトに来ていたのは
その影響を受けた友人だけでした。
アルバイト終了後、
彼にバイクを見せ、ちょっと話した後、
その日は帰りました。
ただ、興奮は収まらない。
私は家で夕食を済ませ、
興奮収まらないままバイクでフラッと走りに行きました。
春先の心地よい田舎の夜道です。
と、近くの私も通っていた中学校の表道を走行していたとき、
「ドガガガガガガガガガガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
「激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛激痛」
私は激しい痛みと共に、
夜空には綺麗な星が見えていました。
そして私の上には大きな巨体のバイクが乗っかっていました。
携帯電話は手の届かないところに飛んでいっていました。
何とか這い上がって、
起き上がろうとするも、
激痛。
田舎ですから車も通りません。
いや、逆に通っていなくて良かったです。
情けなくて仕方がありませんでしたから。
何とかバイクを起こし、
慌ててエンジンをかけますが、
かかりません。
その頃は知識が全くないので、
エンジンがかからないだけで大慌て、
「購入初日にしてバイクが… やってしまった…」
様々な妄想が頭をよぎります。
見るとぴかぴかだったバイクは右側がボロボロ。
何とかバイクを起こし、
激痛に耐えながらバイクを押して帰りました。
帰り道も動揺は収まりません。
完全に壊れてしまった。
そう思いながらも家までまだちょっと距離がある線路沿いの道で、
エンジンをかけてみました。
「キュルキュル ドコドコ…… 」
「お、かかった。」
なぜかエンジンがかかりました。
いちをそこから家までは乗って帰りました。
体も痛かったと思いますが、
それよりもバイクがボロボロになったほうがショックで、
その時は落ち込みましたね。
次の日には家族にばれましたが、
家族の視線もかなり痛い感じでした。
そんな感じで私のバイク生活は始まりました。
大人になった今でもバイクは好きです。
乗ってませんが好きです。
隙があったら買おうと思っています(笑)
あの頃は何もかも初めてのことばかりで、
毎日が新鮮で、でもどこか不安もあるんですが、
すごく楽しかったのを憶えています。
大学生活はそれまでの受験勉強から解放されて
沢山のことを経験しました。
今でもたまに思い出します。
また気ままにバイクで旅に出たいですね。
そう思うと趣味って大切ですね。
何もかも忘れて夢中になれるものって
あると生活も楽しくなれます。
やるべきこともやって、
楽しむこともやる。
そんな生活ができることに感謝しないといけません。
そんな時代に仲の良かった友人達も
いい大人になりました。
先日その友人の一人から連絡がありました。
2~3年は連絡してなかったのですが、
久しぶりの連絡に話は盛り上がりました。
ただ、彼の現状は私の知っている彼とあまり変わらず、
変化がないように感じました。
結婚もせず、
ゲームとパチンコを毎日やっているようです。
それはそれで彼がよければいいのでしょう。
でも話しているうちに、ちょっとだけ暗い感じになりました。
現状維持ができればいいはずなのに…
私はもっと生活に変化を求めているので、
この先もずっと変わるのだろうとは思っています。
変化できるかもしれない私の経験は話しましたが、
彼は変化できないです。
そういう思考だからです。
生まれもっているのか、
そういう経験しかしなかったのか。
小学校1年生からの友人です。
毎日のように遊んでいました。
川や山に行きました。
ゲームもやりました。
あの頃がとても懐かしく思うと共に、
同じだったはずの生活が
こうも差が出てくるとは
何か紙一重だったはずです。
「仕方ない」
とするのか。
「今からでも何とでもできる」
と思うのか。
今度はいつ連絡が来るのか楽しみに待ちたいと思います。
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ご理解ください。
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