あなたがお買い物をする場合、どうしてそれを選びました?
普段のお買い物であれば家の近くだから、
会社の近くだから、
便利さで選ぶのが最も多いでしょうし、
安いからっていうのも多い理由です。
そして今日のテーマは普段のお買い物ではなく、何か特別なもの、高額なものの場合ですね。
その場合はいろんなお店に行ってみたり、ネットで調べたり、
あるいは知り合いの人から買ったりとかあると思います。
車や家はなかなか迷うんじゃないかと思います。
その場合はどのようにして決めていますか?
私も学生の時にパソコンが欲しくて欲しくてたまらない日々がありました。
まだ今よりももっとしょぼいパソコンが20~30万円くらいで売られていた時代です。
学生なのでお金もやっと貯めた30万円です。
親父についてきてもらい、量販店を何店舗も回りました。
どのお店に行っても大体同じくらいの値段です。
それでも迷いました。
欲しいけど、やっと貯めたお金をパソコンに使ってもいいのか。
そんなときに某家電量販店「ヤ○○電機」の定員さんが、
「これからはパソコンを使えるのは当たり前の時代が来るし、
勉強して損をすることなんて無いし、・・・・」
そして、
「お客さんが迷ってるこのパソコンは私も同じの買いましたよ。」と、そう熱く言ってくれたのです。
その場でその定員さんからそのパソコンを買ったのは言うまでもありません。
今だにそのパソコンは使ってます(笑)
このことから分かるのは、
人が物を買う動機として、行動を起こすキッカケがあります。
そのキッカケは相手の熱意です。
この熱い押しがあるんですね。
これがイコール説得に繋がっています。
究極は、『あなただから買う』というものですね。
コピーには相手を感動させる熱意が必要だということなんですね。
これは簡単ではありません。
簡単ではありませんが、ひとつ簡単に熱意を込めることができる秘訣があります。
それは相手をイメージすることです。
ただ一人へ向けてメッセージを送ってください。
あなたの大切な人へ向けて。
父、母、奥さん、子供、・・・
あなたの大切な人がいるはずです。
その人に向けてメッセージを送るように書いてください。
これが簡単に熱意を込められる方法です。
圧倒的なセールス力にには欠かせないんですね。
これが人が行動を起こすキッカケのメカニズムのひとつです。
覚えといてください。
そんなイメージで書く癖を付けていけば、その内できるようになります。
ここからは前の続きで、ヘッドが重要だというお話をしました。
ヘッド、サブヘッド、見出しですね。
この後に続くコピーの書き方ですが、これも難しい部分です。
見出しで興味を持たせた後、コピーを読んでもらうわけですが、
出だしが面白くなければ、読んでもらえません。
人が見出しを見て、コピーの冒頭を読み出すまでに1~2秒でしょう。
見出しからコピーをさらっと読んで、そこに惹きつけられるものが無いと、
人は次のページに行ってしまいます。
なので冒頭が大事なんです。
そんなこと言うと何も書けなくなってしまう。
そうなりそうですが、とりあえずコピーを書いていきましょう。
今書いたそのコピーをそのまま公開するわけではないので、後からいくらでも見返せます。
以前に言った一晩寝かすでもいいですし、
とりあえず書いて、頭があったまってきたら、ピンと来るものも沸いてきます。
分からずとも書き出してください。
まずは一歩。
そして見返す、構成をアレンジする。
出だしで心を掴む参考になるものに、歌の出だしがあります。
いろんな歌詞を見る。聞く。
結構勉強になりますよ。
全く同じはダメですよ。
盗作になっちゃいます(笑)
効果的な出だしは書籍なんかでもよくあるので、ここでは省略しますね。
効果的なコピー、相手の好奇心をくすぐるコピーも書籍で紹介されています。
参考にしてみてください。
やめたほうがいいというのもあります。
これは詩人タイプ、格好付けタイプ、信用性に欠けるタイプ。
この3つです。
ちょっと抽象的ですかね。
この辺はまた次回にでも話しますね。
ではまた次回をお楽しみに。