思えば私の人生なんて挫折だらけだし、
失敗だらけだった気がします。
理想が大きいくせに困難からは逃げるといったことも繰り返しました。
次第に気付くわけです。
何か違うって。
その原因は自分自身にある。
そう思うようになりました。
それは当たり前で、
ずっとうまくいかないわけなので、
途中で自分のやり方や考え方が間違っているのだと気付き始めます。
目標というのは自分ができない領域なわけなので、
それを得ようとすると困難が待ち受けています。
当たり前のことです。
その抵抗って必ず乗り越えなければ目標を手にすることはできないと分かっています。
何とかはいつくばって進んでいると、
初めは大きな壁だったものが、
少しずつできるかもしれないと思えるようになります。
階段を上がるようにして
ステージを上がっているので、
小さな壁を登っています。
自分に直面する壁なんて自分で解決できるかどうか位のものしか来ないような気がしています。
また、それを乗り越えなければ次がないのです。
ということはその問題自体が自分を次のステージへと導くチャンスだということが分かります。
その問題がなければ努力しませんから。
それを続けることで、
結果的に大きなものを掴むことができます。
すなわち困難な状況こそ本来望むべきチャンスだということです。
もっと喜ばないとね。
だからあまり苦労してない人と、
苦労して這い上がってきた人って違いますよね。
何となく話していて分かりますよね。
もちろん失敗や挫折に押しつぶされてしまう人もいます。
そのほうが大多数のような気がします。
ハンディを背負った人がそのハンディがあるがゆえに大成するなんてことは
ちょくちょく耳にすることですよね。
あなたの周りに、
ダメ男やダメ子だと思えるような人と恋愛してしまってるなと感じる友人なんかはいませんか?
もしその友人が失恋してしまったら、
あなたは心の中で、
それでよかったんじゃないって思ったことありませんか?
あなたの友人にとっては死んでしまいたいくらいの状況だと思います。
しかしその後、あなたの友人は新しい恋人を見つけて結婚して幸せになりました。
それは最初の恋人と別れていなければ起こり得なかったことです。
最初の恋人とそのまま結婚していたら大変なことになっていたかもしれません。
恋愛は理屈が通用しない世界だと思うので、
現実的な考え方に当てはまりません。
他人から見てどうしようもない人だと分かっていても、
当人同志は恋というものに支配されているので、
今が最高の時期だと思っています。
このようなことは誰しも経験のあることかもしれません。
これも後から分かることです。
自らに起こることは絶えず巡っています。
だから難しいと思える状況にこそ大きなチャンスや転機があるんです。
大部分の人は一回の挫折で後退していきます。
また、まだ結果の出ていない時から
後退していく人もいます。
こういう場合は、
過去の経験やイメージから失敗感に襲われている人達です。
うまく行く方向に舵取りをするのは自分です。
敗北と思える状況にこそ落ち着いて物事の判断をしてみてください。