「人間万事塞翁が馬」
これは中国の故事成語です。
人生何が幸いとなり、災いとなるかわかならい。
私なりに解釈すると、
周りの目を気にして、
周りの意見に左右されるより、
自分の信念をしっかり持って生きることが大事だということだと思っています。
もちろん自分に慢心せず、何かに失敗したときなんかもこの言葉を思い出します。
感情的になったときには逆に冷静な判断ができるように、
精神面でのバランスもとても大事だと思っています。
ではどうすればよいのか?
嵐の中を無茶をして突き進んでいくことも必要なときもあるでしょう。
しかしじっと待って、我慢して、嵐が静かになるのを待つときも必要です。
こんなときは、いつでも出発できる準備をしておくのです。
そして、アンテナを張る。
始めは難しいかも分かりませんが、慣れればいいだけのことですね。
現状に満足したり、護身に入って新しいことに挑戦しなくなってしまうと、
そこで現状維持しようとします。
それはもうマイナス、後退と一緒だと思います。
人は常に一歩でも前にと進んでいくべきで、立ち止まってしまっては終わりです。
勉強やテスト、試験なんかでいい成績を残すと、
その結果を維持したい、と思いプレッシャーやストレスが生まれます。
そうすると本来の力を発揮できなくなり、結果が悪くなるという具合です。
本来の目的や新しい目標に向かってベストな結果を出せるように、
できることをやるだけなんですね。
まあ、簡単に言いますけど、たくさん経験することなんですよね。
そして大事なのは、一度決めたら絶対に振り向かないことですね。
成功するのを信じているのも大切ですが、
信じているだけでは成功しないときもあるので・・・。
しかし、信じないと成功は無いんですよね。
なので、一旦決めたのであればそれを信じて突き進みましょう。
今、世の中だすごく暗くて、夢を持ちにくい世界になっていますよね。
心が躍動するような感動も少ないんじゃないでしょうか。
昔より、生活レベルは平均して上がってますし、
これ以上のサービスは無いんじゃないかと思えるほど充実しています。
何でも簡単に手に入ります。
私は本当の感動っていうのは、苦しいことを乗り越え、
目標達成できた後にやってくるものだと思います。
物であってもそうですね。
簡単に手に入れたものより、
やっと手に入れた物のほうがうれしいはずです。
世の中が便利になり、まったく努力が要らない。
感謝しない、できない。
そんな社会になってしまっているので、
自分であえて苦しい状況を設定して、
努力しないと、
感動を味わえないかもしれないですね。
そして、これから目標に向かって努力をするときに大事であると思うことは、
自分本来の落ち着きをもっていることだと思います。
冷静に自然体に。
力ばかりが入っていると、
空回りしてしまいがちです。
決してあきらめない、そして、よくなるまであきらめない。
どんなにどん底だと思えても、あきらめない。
私がよく考えていることです。